その他法律トラブル

SNSに投稿された写真で受けた被害

誰もが手軽に情報を発信できるSNSは現在多くの人々が活用しています。私自身も普段離れて暮らしている友人の近況を報告した写真や映像などを見て現在の状況を知ったりできることもあり、使い方さえ間違えなければこれほど手軽で便利なものはないと思っています。

先日、以前の会社の同僚と食事に出かける約束をしました。実はその日は今の職場で緊急に人が足りなくなったので出てほしいと言われていたのですが、先に食事の約束をしていたので職場の方にはどうしても外せない用事があって出られないと断りました。はっきり言ってしまえばうそをついて大変な勤務を避けたことになるのでちょっと後ろめたさはあったのですが、先約だし構わないだろうということで、彼女ともう一人の元同僚と一緒に予定通りに出かけました。

すると、彼女は私たちが出かけている様子を逐一写真にとっているのです。その写真をSNSにアップしている様子の彼女に、顔が出るのは困ると告げると、顔にモザイクをかけてアップするという約束をしてくれました。

しかし、次の日に彼女のブログを見ると、あろうことか全くそのままの写真が堂々と掲載されており、運悪く今の職場の同僚に見つかってしまったのです。緊急なことで私以外全員出勤して無事に済んだ事態だったようなのですが、私の様子をみんなで見て、さすがに冷たい態度をとられているのが感じられ、結果的にその職場は退職することになってしまいました。

不用心に写真に撮られた私が悪いのですが、今後の事もあるのでこういう場合写真を載せた人間が賠償請求の対象にならないものなのか、法律相談で弁護士に相談したいと思っています。もちろん自分が悪いのですが怒りが収まりません。

思い出したくないつらい過去を小説の題材にされた

私には、口にするのもためらわれるような、思い出したくないつらい出来事が過去にありました。
死んでしまいたいと思えるくらい辛くて苦しかったのですが、そんな状況を抜け出すことができたのは話を聞いてくれる友人がいてくれたおかげだと思っています。

彼女はアドバイスしたり励ましたりするのではなく、ただひたすら私の話を聞いてくれました。
そんな彼女に心の中にたまったものを吐き出すことでどれだけ私が救われたかしれません。
知性的で賢い彼女は学校の成績も常にトップクラスで、大学卒業後には勤務の傍ら小説を書いて、いつかは小説家になりたいという夢を持っていました。
でも小説家になるなんてどんなに才能があってもなかなか簡単なことではないらしく、何度も何度も没にされては書いて持参することを繰り返していたようです。

30歳を目前にしたとき、彼女に転機が訪れ、彼女の書いた小説がある賞を受賞することになりました。
自慢の友人がついに小説家への階段を上り始めたことがうれしく誇らしく思えたのですが、出版された彼女の受賞作品の小説を読んでみて血の気が引きました。
登場人物の名前も舞台になる場所も架空の名称なのですが、主人公の少女が昔の私にそっくりなのです。

あのつらい経験も少し大げさに書き加えてあるけれど、見る人が見れば私の事だとすぐに気が付くでしょう。
忘れていた辛い過去を無理やり掘り起こされたようで、いくら昔の出来事だとしてもこんな風に小説にまでして世間に公表した彼女が許せません。彼女の行為が法律上何かの罪になることはないのか知り合いの弁護士事務所に相談してみるつもりです。あまりのことに今はショックで言葉もありません。