相続トラブル

嫁の介護の貢献は相続に一切無関係?

一昔前は嫁には人権など認められない時代だったのかもしれません。でも、今の時代にそんなことをいう人がいるとは思えないし、結婚は家ではなく当事者同士のものだという意識が高くなっていると信じていました。

私の友人はいわゆる旧家の長男のところへお嫁に行き、資産家で何不自由なく暮らしていたのですが、義理の父が長い間病気で寝込んでおり、最後の2年間ほどはほとんど寝たきり状態で長男の嫁である友人が献身的に介護を続けてきました。

ところがその義父が亡くなる前に彼女のご主人が事故で亡くなってしまい、その後を追うようにして義父も亡くなりました。土地も家も全て義父の名義だったことから相続の手続きに入った時に、子供の居なかった彼女には何の相続権もなく、結局相続の権利を持つのは彼女にとっては小姑に当たる二人の妹だけでした。

あれだけ自分の父親を献身的に介護してくれた兄嫁に対してまったく感謝の気持ちもないのか、嫁である友人には何も渡さないという態度で、彼女はご主人名義の少しばかりの預貯金を相続しただけで家を出ることになってしまったのです。長年あの家に尽くしてきた彼女の労は全く報われないのが現在の法律なのでしょうか。

こんな馬鹿なことがまかり通ることがどうしても許せません。彼女のこれまでの人生が報われる方法はないのでしょうか。

子供3人への相続についての悩み

私は現在60歳前半で、夫と2人暮らしです。子供は娘が2人と県外に住む息子が1人おり、全員結婚し、家庭を持っています。ここで悩んでいるのが、相続の問題です。

私も夫も高齢になってきて、子供たちに残す財産のことを考えないといけません。
大した財産もないのですが、土地と無理して建てた一軒家だけはあります。この家と土地については、できれば私たちの死後も子供たちのいずれか、または孫のうちの誰かに受け継ぎ、守って欲しいのです。

しかし、今のところ、子供たち3人とも家をそれぞれ建ててしまい、孫が成長するまで受け継いでくれるあてのない状態です。もし、孫たちが誰も家と土地を受け継いでくれないのなら、それであきらめますが、孫たちが成長するまでに私たち夫婦が二人とも亡くなった場合が問題です。

娘二人は私たちの希望を理解してくれていますが、息子夫婦が「誰も住まない家なら処分して、売ったお金を姉弟3人で等分しよう」と言い出さないか心配です。こういった場合、孫たちが成長するまで土地と家の売却しないように遺言なり公正証書なりで残しておくことは可能でしょうか。そのような手続きを踏むのに、弁護士の先生に相談をした方が良いのでしょうか。

また、できなかった場合、息子夫婦にだけ遺産を相続させない、または残してある少額の現金のみ相続させるということも検討しているのですが、これはかなり面倒な手続きになってしまうのでしょうか。子供たち3人それぞれ全く違う考え方をしますが、仲が悪いわけではなく、法律知識のない私たちが余計な遺言等を残して姉弟仲が悪くなるのだけは避けたいです。